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2024年7月22日 3:00:00

「福岡24時間AIハッカソン 2024」結果報告

2024年7月20日、21日の二日間、福岡デザイン&テクノロジー専門学校にて開催された「福岡24時間AIハッカソン 2024」の結果をご報告します。


優勝は「捗dle(はかどる)」の作品『Head-Ban-King』でした。おめでとうございました。

司会進行:清水亮氏/捗dle(はかどる)(3名)/審査員:深水拓郎氏


酷暑の中開催された「福岡24時間AIハッカソン 2024」、20日13時にホワイトボードに今回のテーマ、漢字で「熱」と書かれた時点から、全5チームの24時間にわたる頭脳戦が始まりました。


17時からの第一次中間報告ですが、キーワード「熱」から多種多様な切り口での企画、アイデア、構想が発表されるものの、まだテーマすら決まっていないという苦戦中のチームもあるなど、まさに「ハッカソンあるある」状態。エンタメ要素の強いモノ、今すぐ販売しても良いようなモノ、今後が楽しみな非常に興味深い中間発表でした。18時に1日目の「会場での」ハッカソンは終了しました。

HacQ/トリプルチカラ!/捗dle(はかどる)

星空アイランド/Tech.C.Venture


二日目21日は9時から会場でのハッカソンがスタート。審査員の深水拓郎さんを迎えての10時からの第二次中間報告は熱いものとなりました。一晩で一気に仕上げたチームや、意外と余裕のあるチームなどありましたが、それぞれの作品に対する思いがひしひしと伝わってくるプレゼンでした。


13時を迎え24時間のハッカソンが終了。14時からのプレゼンは前日の事前レクチャーの際にジャンケンで決定した順番で実施されました。


『スクワット回数と消費カロリーの計算』by トリプルチカラ!

「カロリー=熱量」という切り口で開発された作品。モデルはYOLOを使用、審査員からの「何が一番大変だった?」との質問に「データ収集」という回答がされるなど、非常にAI的且つ実用的な作品でした。


『熱血ジェネレーター』by 星空アイランド

日本の活性化のために開発した野心作。ローカルで動くデモまで完成。初めてHugging Faceを使用するなど、ハッカソンならではの試行錯誤のあった作品です。審査員からもこの後どうすれば面白くなるか具体的なアドバイスもありました。


『git-cube』by Tech.C.Venture

「ハッカソンでモデリングまでした作品は初めて見た」と審査員を驚かせた作品です。5名のチームで完璧な役割分担をして作り上げたようです。開発モチベを上げることを目的としたすぐにでも実用化されそうなクオリティでした。


『Head-Ban-King』by 捗dle(はかどる)

AIに関する開発は今回が初めてというチームが作ったのはヘッドバンキングをして遊ぶゲーム。自らヘドバンをして開発をして首を痛めたメンバーに対して、審査員から「ナイス・チャレンジ!」とのお言葉が。タッチ&トライでも盛り上がりました。


『HEAT』by HacQ

世論の熱い思いを可視化、3次元化して表現をするツールを作成。ポジティブ、ネガティブを分析するなど、すぐにでもビジネス化されそうな実用的な作品に対して、審査員からは今後の開発に対しての具体的なヒントが提言されていました。


その後、白熱の審査会を経て優勝チーム「捗dle(はかどる)」が決定。実に判断に困ったようですが、深水さん曰く「最終的にはトータルで判断」したとのことでした。おめでとうございました。


そして、最後にサプライズが!

当日のプレゼンを見学し、審査にも参加していただいた株式会社サードウェーブ副社長の井田晶也さんから「どうしても今回の健闘を称えたい!」とのことで『ドスパラ賞』が「星空アイランド」に贈られました。

井田晶也氏/星空アイランド(3名)/清水亮氏/深水拓郎氏


その後、タッチ&トライ兼懇親会では、審査員を交えて作品や開発に関して熱いトークが。今回の参加者が全員学生ということもあり、将来に関する質問なども多く取り交わされていたようです。

各チームが「熱く」戦った24時間でした。参加者のみなさん、ありがとうございました。



24時間AIハッカソン Powered by GALLERIA、

次回は東京で2024年9月14日(土)、15日(日)に、24時間完全継続方式で開催します。

エントリー受付は7月24日(水)15時~8月18日(日)23時59分となります。

詳細はWebでご確認、よろしくお願いします。

https://www.aifestival.jp/hackathon


皆様のご参加、お待ちしております!


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